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PBRとは?

個人投資家でも行える株式の投資法としては、バリュー投資があります。バリュー投資は企業の株価が割安になっている銘柄を購入する方法となっています。

企業の株価が割安になっているかどうかを判断する株価指標としては、PBRが挙げられます。

PBRは株価純資産倍率となっていて、1株あたりの株の企業の純資産に対する割合を示しています。企業では工場や設備、在庫などの資産を保有しています。その資産から負債を引いたものが純資産となります。その純資産に注目した株価指標がPBRです。

PBRとしては、1倍が企業の純資産と同じ株価になっていることを示しています。そのため、株価指標が1倍未満となっている企業は純資産以下で株式が売られていることになってきます。したがって、バリュー投資ではPBRが1倍以下の企業の株式は割安となり、株式の購入対象となってきます。逆にPBRが5倍以上の高い数字となっている企業の株価は割高として、株式の投資を見送ることになります。

このように一般的にはPBRの数字が低い方がバリュー投資では、買いの対象となってきます。しかし、単純に数字だけで判断してしまうのは、リスクが存在しています。数字が低くても企業の存続ができない場合には、株価が割安だとは言えないからです。そのため、株式ではファンダメンタルズ分析も同時に行うようにします。

ファンダメンタルズ分析では、企業の業績の動向や財務体質などを細かくチェックしていくことになります。そうしたファンダメンタルズ分析の結果として、事業の継続性に問題がない企業であれば、PBRの1倍割れの株価は割安となってきます。

そうした企業の株価は将来的には、純資産並みに株価が上昇してくることが期待できるようになります。