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バリュー投資で狙うのは、ずばり割安株

株式投資を行う人の目的は、お金を儲けるため、経済の勉強のため、株主優待や配当をもらうため、好きな企業を応援するためと様々です。
この中でもお金を儲けるためにやっている人が圧倒的に多いです。株でお金を儲けるといっても、いろいろなスタイルや方法があります。それを個人の性格や生活環境、資金に合わせて投資家は、選んでいます。損をしたくないですからどんな人でも考えを持っています。

株式投資の基本は、安く買って高く売るという商売の基本と同じです。株式は難しそうですが、実際にやることは買って、売るというだけです。それを効率良く、大きく儲けようと考えれば、知識や情報の分析などといった難しいことが必要となります。
株を安く買って高く売るというこを一番重要視して投資するスタイルをバリュー投資と言います。バリュー投資では割安な株を買うことにこだわったやり方です。割安株とは本来のその企業の価値に対して、何んらかの理由で安い株価の状態にある株のことをいいます。
企業の株価は、市場全体が落ち込んでいたり、何か不祥事を起こして低迷していたり、利益が少なくて低迷していたり、人気がなく誰も見ていないといった理由で安くなります。この時に安くなり過ぎる株を買うといことになります。

しかし、バリュー投資を実践してしようと思っても、割安株を買うということは、本来の価値がどれほどなのかを知っていなければなりません。それを知っているから割安と言えますが、それを判断するには知識や情報の分析、経験が必要となります。
どんなスタイル、方法で株式投資をするにしても安く買うということは、リスクを抑えることになりますし、利益を大きくすることになります。誰でも習得したいスタイルではないでしょうか。

PBRとは?

個人投資家でも行える株式の投資法としては、バリュー投資があります。バリュー投資は企業の株価が割安になっている銘柄を購入する方法となっています。

企業の株価が割安になっているかどうかを判断する株価指標としては、PBRが挙げられます。

PBRは株価純資産倍率となっていて、1株あたりの株の企業の純資産に対する割合を示しています。企業では工場や設備、在庫などの資産を保有しています。その資産から負債を引いたものが純資産となります。その純資産に注目した株価指標がPBRです。

PBRとしては、1倍が企業の純資産と同じ株価になっていることを示しています。そのため、株価指標が1倍未満となっている企業は純資産以下で株式が売られていることになってきます。したがって、バリュー投資ではPBRが1倍以下の企業の株式は割安となり、株式の購入対象となってきます。逆にPBRが5倍以上の高い数字となっている企業の株価は割高として、株式の投資を見送ることになります。

このように一般的にはPBRの数字が低い方がバリュー投資では、買いの対象となってきます。しかし、単純に数字だけで判断してしまうのは、リスクが存在しています。数字が低くても企業の存続ができない場合には、株価が割安だとは言えないからです。そのため、株式ではファンダメンタルズ分析も同時に行うようにします。

ファンダメンタルズ分析では、企業の業績の動向や財務体質などを細かくチェックしていくことになります。そうしたファンダメンタルズ分析の結果として、事業の継続性に問題がない企業であれば、PBRの1倍割れの株価は割安となってきます。

そうした企業の株価は将来的には、純資産並みに株価が上昇してくることが期待できるようになります。

PERとは

個人投資家が株式投資をする際においても、安値で買って高値で売るということは投資の基本であり非常に重要なことです。そのため市場の風潮や流れに乗って投資することも大切ですが、自身で企業の財務諸表を徹底的に分析して、現在の株価が実際の企業の実力より過小評価されている株式に投資するスタイル、いわゆるバリュー投資も重要です。

バリュー投資をする際に利用する指標としてはPERを利用すると良いでしょう。PERは株価収益率のことで、時価総額を純利益で割って表すことが出来ます。つまり現在の株価を会社が稼ぎ出す利益で評価して割安感を測定する指標と言えます。通常はPERが低ければ低いほど、会社が稼ぐ利益に対して株価が割安であると言うことが出来ます。

一般的に「PERは15倍以上になったら売れ」と言われています。これは、東証一部の平均PERが15倍だからと言われています。しかしここ数年の日本の株式市場を見ると15倍では売るのが早すぎるケースが多々見受けられました。これは企業利益が過去最高値を軒並み更新しつつ株価がそれ以上に上昇したことが理由と考えられます。ただし、かつてアメリカのIT業界が急速に発展した際、PERが100倍以上になっても売り時ではないケースがあったことからも、その当時の風潮や市場の流れと合わせて考えることが重要です。ちなみにIT業界はその後バブルであってと結論付けられ、株価は大きく下落しています。

なお、PERなど株価の割安・割高感を判断する指標は確かに重要ですが、単純に指標が高い・低いで投資行動を行うことは注意が必要です。そのため、しっかりと企業の財務諸表を分析して、将来にわたって成長余力があるかを判断した後にこうした指標を補助的に利用することが大切です。

バリュー投資で必要な財務諸表分析

個人投資家の株式投資の方法としては、企業の株価が割安になっているところを買うバリュー投資が挙げられます。バリュー投資を行う上では、財務諸表の分析をすることが必要になってきます。

財務諸表としては、まずバランスシートを分析することが重要です。バランスシートでは、企業の保有している資産がどれくらいあるのかをチェックしていきます。次に企業の資産から債務を引いた純資産が株式の時価総額に対して、どの程度になっているかの株価純資産倍率を算出します。この株価純資産倍率が1を割れているような企業は株価が割安に放置をされている可能性があるため、バリュー投資としての対象企業になり得ます。

次に財務諸表として損益計算書を分析することも大事となってきます。損益計算書では売上げや営業利益、経常利益の前年比の伸び率をチェックしていきます。また、損益計算書では過去数年にさかのぼってチェックする必要も出てきます。過去数年間のチェックによって、企業の業績動向が掴めるようにあります。

さらに本決算の損益計算書の純利益が、株式の時価総額に対して何倍まで買われているかを示す株価純利益率を算出します。株価純利益率が低い企業ほどにバリュー投資では買いの対象をなりやすくなってきます。しかし、株価純利益率が低くても業績が縮小傾向の企業では、株価が割安とは言えないために注意が必要となります。

なお、近年では財務諸表でもキャッシュフロー計算書が重視される傾向も起こっています。キャッシュフロー計算書を見ることで、企業が年間でどのくらいのキャッシュを生み出しているかが分かります。このキャッシュフローの額を基にして、企業の株価が割安がどうかを判断する方法を取ることができます。

バリュー投資とウォーレン・バフェット

ウォーレン・バフェットの株式投資スタイルはバリュー投資です。バリュー投資とは株式市場で企業価値よりも低い株価で取引されている銘柄を購入して、適正価格以上になったら売る投資手法です。
バリュー投資で重要なことは、企業価値を調べ、株価が割高なのか割安なのか判断できるかどうかです。
ウォーレン・バフェットはROE(株主資本収益率)、PER(株価収益率)、売上高純利益率、有利子負債が企業価値を調べる上で、重要であることを述べています。

ROEとは株主資本(自己資本)がどれだけの収益になっているのか表す指標です。ROEが高ければ、株主資本に対して効率よく利益を出していることになります。

PERとは株価を一株当たりの利益で割ったものです。株価が下がったり、利益が増えれば、PERは下がるので、PERは低いほど、割安感があるといえます。

売上高純利益率とは売上に対して、どの程度の純利益を出したか表す指標です。売上高純利益が低ければ、売り上げが良くても企業の利益に結びついていないことがいえます。

個人投資家がこれらの指標を参考にして、バリュー投資を試みても、すべての条件が揃っている銘柄を見つけるのは困難だといえます。もし、簡単に見つけられることができれば、ウォーレン・バフェットのような人が多く誕生しているはずです。
なぜ、ウォーレン・バフェットはバリュー投資で成功したかというと、ほとんどの投資家が買いたがらないような、悪材料の多い企業に投資するからです。
悪材料の多い企業であれば、割安株を見つける確率は高くなりますが、その企業が将来、業績を伸ばすことができるか、それとも、大幅な規模縮小もしくは倒産してしまうかの判断は投資家の能力次第と言えます。

バリュー投資のメリット・デメリット

バリュー投資というのは、市場からあまり注目されずに株価が割安にもかかわらず放置をされている銘柄に株式投資をする方法となっています。

機関投資家から個人投資家まで割安な銘柄を特に好んで買うというケースは多いのですが、バリュー投資のメリットとしては値下がりリスクが低いという点に有ります。
すでに割安の状態で放置されていることから、それ以上下がるということは更に割安感が出るので下支えが期待でき値下がりしにくいという利点があるのです。
また、割安であることからいずれ適正水準の株価になるのではという期待もあり下値は限定的で上値を期待しやすいので、投資をしやすいという利点があります。

デメリットとしては割安で放置されているには理由があり、注目を集めなければ簡単には株価が上がらないという点にあります。
割安で放置されている銘柄は事業内容的にも伸び代がないことが多く、業績が安定していても伸びていくということも期待できないので株価の上昇を期待すると買いづらいものとなってしまいます。
いくら割安であっても上昇する理由がないのであれば、株を保有していても値上がり益を期待することができないためどうしても投資の優先順位としては低くなってしまいます。
そのため、割安だとわかっていてもなかなか注目をあつめることがなく、いつまでたっても割安のまま放置されるということは多くいつまでたっても株価が変わらず資金だけが拘束されてしまうということになります。

このようにバリュー投資というのはリスクは少ないものの、リターンも少ないローリスクローリターンの方法となっているので安定して利益を手にしたいと考える人には適した投資方法となっています。

個人投資家こそバリュー投資

株式投資では様々な投資法が存在しますが、個人投資家におすすめの投資方法がバリュー投資と呼ばれるものです。比較的利益が得られやすい投資の基本として、活用されています。
バリュー投資は単純です。株価が割安な状態にある銘柄を狙うだけです。割安というのは、本来の価値よりも安い価格がついている銘柄のことをいいます。割安株の基準となるのが、株価収益率のPERと、株価純資産倍率のPBRです。

PERは、その会社の利益に対して、株が何倍買われているかを確認する数字として使われます。つまりPERが低いほど、利益に対して多くの株が買われていない状態だと判断できます。割安株を狙うなら、PERの倍率が低い銘柄を狙いましょう。

PBRはその会社の資産に対して、株が買われている度合いを知るために利用される数字です。こちらも倍率が低いほど、割安の銘柄だと判断できます。

PERやPBRが低い銘柄は、基本的に株価が安い状態になっており、利益が出しにくい時期だといえます。あくまでも買い時の指標として使われるもので、売りに出すにはタイミング的に好ましくありません。ですが、機関投資家の場合には個人や企業、団体からの出資金で運用して利益を確保しなければならず、運用実績を落とすことができません。配当から手数料を確保したり、成績をよく見せるためにも、値下がりしてしまった銘柄を投げ売る必要が出てきます。将来有望な割安株だとしても同様です。
一方、個人投資家であれば自分の資金で株式投資を自由に行なえますので、他人の利益を考えずに運用できます。バリュー投資を利用して割安株を適切に選んで購入することで、将来的に大きな利益を得られる可能性があります。

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